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総統府、辰年の正月飾りやお年玉袋お披露目 竜のイラストで新年祝う/台湾

2023/12/27 18:05
27日に発表された総統府の2024年の正月飾りやお年玉袋、お年玉
27日に発表された総統府の2024年の正月飾りやお年玉袋、お年玉

(台北中央社)総統府は27日、2024年の正月飾り(春聯)やお年玉袋(紅包袋)、お年玉(福袋)のデザインを発表した。中華圏で縁起が良いとされる赤を基調に、干支(えと)の辰(たつ)にちなんだ賀詞や竜のイラストが取り入れられた。蔡英文(さいえいぶん)総統と頼清徳(らいせいとく)副総統から新年の祝賀を伝える。

お年玉は台紙に1台湾元(約4.6円)を貼り付けたもので、例年、総統と副総統が春節(旧正月)期間中に各地の廟(びょう)を訪れた際に人々に配布している。

正月飾りには若手デザイナーの簡伯諭さんが「万物興竜」の賀詞を揮毫(きごう)した。流れるような筆跡で、国運の繁栄や新年のあらゆることが思い通りに進むようにとの祈りを伝えている。「興隆」の「隆」が中国語で同じ発音の「竜」で置き換えられ、言葉遊びにもなっている。

お年玉袋とお年玉のデザインは顔妘珊さんが担当。堂々とした風格の金色の竜のイラストをあしらい、祝福や前へ進むイメージを表現した。お年玉は台紙を折ることで立体的に置ける設計になっており、1元硬貨が中央に配置されている。

正月飾りとお年玉袋は来月1日から2月7日まで、総統府で一般開放時に手にすることができる。各地の行政院聯合服務中心(サービスセンター)でも数量限定で配布される。お年玉の配布に関連し、蔡総統と頼副総統の春節期間中の訪問先は後日、総統府公式サイトで発表される。

(温貴香/編集:田中宏樹)

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総統府のお年玉袋(紅包袋、奥)とお年玉(福袋)
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