(台南中央社)南部・台南市の黄偉哲(こういてつ)市長は16日、スーパーマーケット「ツルヤ」の群馬県前橋市内の店舗を訪問し、同市産のマンゴーや観光などをPRした。黄氏は報道資料を通じ、「夏のルビー」と呼ばれる台南マンゴーのおいしさは必ずや日本の人々を驚かせるだろうとアピールした。
同市が同日発表した報道資料によれば、長野、群馬両県に展開するツルヤは2年連続で同市産のパイナップルやマンゴーを販売。食品・飲料展示会「フーデックスジャパン」で黄氏と商談を行った。最近では台南マンゴーの旬に合わせて「台湾・台南フェア」を開催。市は台南にある台湾最古の城、安平古堡(ゼーランディア城)の建設400周年を記念した行事「台南400」や台南観光をPRした。
黄氏は報道資料を通じ、台南のアップルマンゴーは香り高く甘くてジューシー、さらに飽きが来ないと紹介。収穫から日本への輸出に必要な蒸熱処理、包装、輸送までを厳密に管理しており、日本の消費者の手に渡るマンゴーはどれも品質が保証されていると自信を見せた。また、市と生産者、業者が一緒になって努力することで、台南の高品質な農産物が日本の消費者に次第に評価されていると手応えを示した。