(台北中央社)台湾の格安航空会社(LCC)、タイガーエア台湾(台湾虎航)は19日、株主総会を開き、今年1~5月の売上高が昨年同期比で5割増となったと明らかにした。
同社の陳漢銘董事長(会長)は、新型コロナウイルスの収束後、旅行市場の回復を受けて、運休していた路線の迅速な復活の他、多くの新規就航地開拓に取り組んだと強調。旺盛な旅行需要が続くとし、通年の利益は昨年を大幅に上回る見込みだと強調した。
現在は日本や韓国、マカオ、タイ、ベトナムなどを結ぶ35路線を運航。台湾の航空会社としては日本と韓国で最も多くの空港に就航している。7月には中部・台中と名古屋、成田、釜山を結ぶ路線を開設する予定だとしている。