北部・新竹県政府は4月、同県の観光PRキャラクター、ピピライオン(皮皮獅)に関する利用料の基準を策定し、同県内で合法的に設立された商店は2年間無料で商用利用できるようになった。県政府ではキャラクターと各観光産業を組み合わせ、地方産業の発展をもたらしたいと期待を寄せている。
20日にはピピライオンのイラストやぬいぐるみが飾られた部屋が設定されたホテルで記者会見が行われた。県政府の李安妤秘書長は、県内で絶景を楽しんだ後、ホテルでピピライオンが寄り添ってくれるとし、旅に美しい思い出を添えてくれるとアピールした。
交通旅遊処の陳盈州処長によれば、県外の業者は各商品当たり5千台湾元(約2万4千円)の利用料を支払えば2年間の商用利用が可能だという。