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中央社創立100周年 来月1日に国際メディアフォーラム開催/台湾

2024/06/20 15:13
中央社の創立100周年記念ロゴ=デザインはアルバムパッケージのデザイナーとして知られるシャオ・チンヤン(蕭青陽)さんが手掛けた
中央社の創立100周年記念ロゴ=デザインはアルバムパッケージのデザイナーとして知られるシャオ・チンヤン(蕭青陽)さんが手掛けた

中央通訊社は今年、創立100周年と財団法人化28周年を迎える。記念事業の一環として、世界20社のメディア関係者を招いた国際メディアフォーラムを7月1日に台北市内で開催する。情報操作やSNSの流行が報道業界にもたらす挑戦と、取り得る対抗策を共に考える。

中央社は1924年4月に広州で設立された。元は中国国民党中央宣伝部の下に置かれた報道機関だったが、96年7月1日、立法院(国会)で中央通訊社設置条例が可決されたのに伴い、党から切り離され、独立した財団法人となった。正確で客観的、中立なニュースを報道他社や一般大衆に提供し、海外の報道機関との交流を促進することを任務としている。

100周年記念事業は「百年転身 自由永続」をテーマに掲げる。3月末から始まっており、国際メディアフォーラムは目玉の一つとなる。海外のメディア関係者の他、台湾の報道従事者や学者、政府職員、学生、一般の人なども参加する。ドイツの国営国際放送、ドイチェ・ヴェレのピーター・リンブルグ会長が基調講演を行い、認知戦や情報操作にメディアが積極的に対応することの重要性を語る他、インドの通信社プレス・トラスト・オブ・インディアやリトアニア通信社(ELTA)、米AP通信、仏AFP通信などの海外メディアの関係者や専門家、ウクライナの作家、ユーチューバーなどを招いた2回の座談会を行う。

記念事業としては3月30日に写真・文物展「中央社百年風華撮影・文物展」が開幕した他、今月末には記念誌「中央社100年:自由永続之道」が刊行される。

また記念事業でテーマに掲げる「永続」に合わせ、二酸化炭素(CO2)排出量を取引する「カーボンクレジット取引」に関する書籍を5月に出版。温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「ネットゼロ」をテーマにしたポッドキャスト番組「浄零好pod」を6月21日にスタートさせる。また、7月1日にはネットゼロに関連する特設サイトを公開予定。6月から8月にかけて、ネットゼロに関するフォーラムを台北、中部・台中、南部・高雄で開催する。

この他、7月1日にはインドネシア語ニュースの配信を正式に開始する。台湾で働く数十万人のインドネシア出身の移民労働者にニュースを届ける他、インドネシアにおける台湾関連ニュースの存在感を高めるのが狙い。AI(人工知能)技術を利用しつつ、人間が校閲を担当する。

(編集:名切千絵)

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