北部・新北市の人気観光スポット九份では、毎年夏の恒例イベント「九份赤ちょうちん祭り」(九份紅灯籠祭)が開かれている。今年の目玉は、祝福の象徴とされる長さ20メートルに達するちょうちんからなる「竜」で、夜はライトアップされ、山の街を明るく照らす。
同市政府観光旅遊局が19日の記者会見で発表したシリーズイベント「新北夏の旅」の一環。記者会見では、淡水漁人碼頭(フィッシャーマンズワーフ)や野柳地質公園のライトアップイベント「野柳石光ナイトツアー」など市内各地のスポットも紹介され、海あり山ありの市の魅力を感じてもらえればと期待している。
赤ちょうちんからなる「竜」はレトロな雰囲気が漂う九份の軽便路に設置されている。周辺には平安や愛情、金運、昇進などの願いを込めた記念撮影用オブジェもそれぞれ用意されており、同局は来訪を呼びかけている。
7月13日まで。