彫刻家の陳逢顕さんが、今年の干支(えと)「巳」(み)にちなんで純金製のヘビの彫刻を制作した。高さ5ミリ、長さ8ミリ、幅3ミリで、陳さんによれば世界最小の純金製のヘビだという。
微細な彫刻を作り始めて43年が経つという陳さんは、干支にちなんだ彫刻を毎年のように発表している。24日に中央社の取材に応じ、今回の作品は6カ月をかけて、約10回の失敗を経てようやく完成させたと話した。
ヘビの周りには、1ミリ程度の大きさのネズミ6匹を配置し、豊作をテーマにした。台湾が実り豊かで繁栄する1年を迎えるよう願いを込めたという。