台湾の一部地域の沿岸では20日から24日にかけ、一年で最も潮位が高い時期を迎えている。南部・屏東県の港町、東港鎮では21日から路面が冠水した。
中央社の取材に応じた同鎮東津里の葉而項里長(町内会長)は、水は22日朝には人のふくらはぎくらいの高さにまで達したと説明。午前9時ごろ以降、水が少しずつ引いていったと話した。
交通部中央気象署(気象庁)によれば、20~24日に潮位が高くなるのは、台湾本島南西部(台南市から屏東県にかけて)と北東部(新北市から宜蘭県にかけて)の沿岸。8月19~23日には、台湾本島西側の北部・新北市から南部・嘉義県にかけての沿岸で潮位が高くなるという。