(台北中央社)2026年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場をかけた予選を前に、台湾代表候補36人による合宿が3日、台北市の台北ドームで始まった。日本プロ野球からは、日本ハムに新加入した古林睿煬(グーリン・ルェヤン)投手や同チームの孫易磊(スン・イーレイ)投手、ヤクルトの高橋翔聖(台湾名:徐翔聖)投手の3人が参加している。
予選は今月21日から25日まで台北ドームで行われる。出場選手は28人に絞られる。
曽豪駒監督は高橋について言及し、知名度はあまりないものの、昨年にヤクルトに加入して以来、注目していたとコメント。ポテンシャルがとてもある投手で、協調性や球速、打者との対決で自分なりのスタイルを持っており、言動や振る舞いからも考えがしっかりあることが分かると話した。
元西武の呉念庭内野手(台鋼ホークス)や元大リーグ・レッドソックスの張育成内野手(富邦ガーディアンズ)も代表候補に選ばれ、キャンプインした。キャプテンは昨年の国際大会「プレミア12」に引き続き、陳傑憲外野手(統一ライオンズ)が務める。