南部・高雄市で3日、市内の中学生を対象とした水陸両用ソーラーカーのコンテストが開かれ、29校から32チーム約70人が参加した。
コンテストは高雄市政府教育部が主催した。各チームが自作したソーラーカーを全長22メートルのコースに走らせ、速さを競う。最大の難所とされたのは、地上から水上に切り替わる部分で、予選でも接触不良を起こしたり、バランスが悪くコースを外れたりするチームが続出した。
優勝したのは道明中学の李沛恩さんと林品岑さんのチーム。2人を指導した教師の陳啓仲さんは防水処理を強化し、沈んだり、動かなくなったりしないようにしたと語った。
李さんと林さんは、ソーラーパネルがしっかりと光を受けられるように工夫をしたなどと話した。