中部・台中市で花の祭典「2023台中国際フラワーカーペットフェスティバル」(2023台中国際花毯節)が11日、始まった。主要展示エリアには高さ5メートルに達する花の城「漂浮花都」が見られ、まるで宙に浮いているかのように見える姿が注目を集めている。
同市新社区を会場とし、4つに分かれた展示エリアには計20万株の花々が植えられている。主要展示エリアに登場する花の城は計4万株の花々が使われ、高さは5階建てのビルに相当するという。台座からは霧がかかったように水しぶきが上がり続け、本体が浮いているかのような錯覚を与える。
10日にはPR記者会見が開かれ、同市の盧秀燕(ろしゅうえん)市長は新社区について市の重要な農業エリアだと紹介。イベントではさまざまな花の海が楽しめる他、ミカンや蜜入りリンゴ、柿、シイタケ類などの農産、特産品も販売されるとアピールした。
来月3日まで続く。