アフリカ・コートジボワール出身で、南部・台南市のサッカーチーム「台南市台湾スチールグループフットボールクラブ」(台南市台湾鋼鉄足球倶楽部、TSGFC)に所属する安以恩さんが14日、高度専門人材として中華民国籍を取得した。安さんは「これで台湾代表として試合に出場するチャンスができた」と喜びを語った。
安さんは5年前から台湾のチームで活躍。努力家で海外でのプレー経験が豊富なことから、チームを何度も優勝に導いた。台湾人の妻との間には6月に第一子が誕生したばかりだ。
安さんは今後について、全力で台湾代表として試合に出場できるようにし、より良い成績で台湾を世界に知らせたいと意気込んだ。
台湾で外国人サッカー選手が中華民国籍を取得するのは2014年の朱恩楽さん(トルコ出身)に続いて2人目。