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台北植物園、アワを栽培 種の展示会も 国際雑穀年で

2023/07/22 16:53

今年は国連が定めた「国際雑穀年」だ。これに呼応しようと、行政院(内閣)農業委員会林業試験所は原住民(先住民)族の主食であるアワを台北市内で栽培し、その成果を披露する展示会を開催している。

国際雑穀年は国連食糧農業機関がアワ、キビ、ヒエなどといった栄養価が高く、痩せた土地でも育つ雑穀の重要性を認識し広く周知させていくことを目的に定めたもの。

今年2月、同処はアワの栽培復活を図るブヌン族から提供された5種類のアワを台北植物園に栽培した。盆地の台北が標高800~900メートルの同族集落より気温が高いためか、従来の4カ月よりも1カ月早く収穫できたという。

同所の董景生組長によれば、現在、同園を訪れれば、植えられている5種類のアワを目にすることができる。園内の日本式庭園で開かれている展示会ではこれらアワの種や他の先住民族から提供されたアワの種などが見られる。

同所は展示会を通じてより多くの人々にアワを知ってもらえればと期待している。

(楊淑閔/編集:荘麗玲)

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