アプリで読む
ダウンロード

山岳救助に新兵器 自作のトロッコで負傷者搬送 台湾・阿里山の消防隊

2023/07/21 17:16

南部・嘉義県の名峰、阿里山を管轄する嘉義県政府消防局阿里山分隊が、阿里山林業鉄路(阿里山森林鉄道)眠山線沿線での救助作業に自作のトロッコを投入し、作業効率の向上を図っている。

県政府が21日に発表した報道資料によれば、眠山線沿線は自動車が入れず、これまでは負傷者などを搬送する場合、隊員が背負っていたという。同隊では救助にかかる時間を短縮するため、阿里山鉄道のレール幅に合わせたトロッコを作った。

同分隊の黄建哲分隊長は、トロッコは昨年配備され、すでに2回出動し、2人を救助したと話す。隊員の負担が軽減できただけでなく、効率と安全性の向上が図れたとした。

消防局長の蔡建安局長は、台湾最高峰、玉山で行方不明になった登山客の捜索では無人機を使ったと説明。絶えず装備の増強を行っていると語った。

(写真:嘉義県政府消防局提供/蔡智明/編集:齊藤啓介)

> 中国語関連記事
私たちはあなたのプライバシーを大切にします。
当ウェブサイトは関連技術を使用し、より良い閲覧体験を提供すると同時に、ユーザーの個人情報を尊重しています。中央社のプライバシーポリシーについてはこちらをご覧ください。このウインドウを閉じると、上記の規範に同意したとみなされます。
21