南部・高雄市の沿岸部で間もなくリクガニの産卵期を迎える。市政府工務局養護工程処は1日、海で産卵するためにリクガニが道路を横断するとして、ドライバーに注意するよう呼びかけている。
同処によると、高雄市でリクガニが特に多く出没するのは典宝渓の河口に位置する援中港湿地。軍事施設に近いため、自然が多く残っており、マングローブが生い茂る他、シオマネキやトビハゼ、サギなども多く生息しているという。
同湿地では8月上旬に生態観察のイベントを行うとして、フェイスブックファンページ「援中港濕地」で発信される情報に留意してほしいとアピールした。