南部・高雄市の路上で6日、市民が陸軍の弾薬箱を拾得し、警察に届ける騒ぎがあった。その後の調べで陸軍のトラックで運搬中に落下したものと分かり、陸軍第八軍団指揮部(八軍団)は7日、運搬に関わった兵士を処分する方針を示した。
高雄市政府警察局三民二分局によると、6日午前9時過ぎ、市民が弾薬箱を拾ったと通報があり、その後八軍団歩兵第117旅(旅団)が落としたものだと判明したという。
軍は、固定が不十分だったために落下し、迅速に回収しなかったと釈明。弾薬箱の中には計1117発分の5.56ミリ弾が入っていたものの、火薬などは入っていなかったと説明した。