今月22日は旧暦5月5日の端午節に当たる。中部・台中市の清掃隊員は回収された麻袋を利用して端午節の風物詩の1つ、香包(匂い袋)を制作し、資源ごみを実用的なアイテムに変えた。
材料の麻袋はコーヒーの生豆を出荷する際に使われたもの。大きくて丈夫な作りのため、さまざまなものに再利用でき、環境への配慮にもつながる。
匂い袋の中には漢方薬のセキショウやカッコウ、ハッカ、艾葉などが入っており、家の中に置いても、身につけても淡々とした香りを楽しめるという。
「人々に端午節の幸せを感じてもらえれば」と手掛けた清掃隊のメンバーは期待を寄せている。