(台北中央社)歌手のアーメイ(張恵妹)が21日、台北市の台北ドームでライブ「ASMR Maxxx @ Taipei Dome」の初回公演を行い、約4万人の観客を動員した。同ライブは22、28、29、31日にも開催予定で、31日の公演はカウントダウンライブとなる。
昨年12月に開業した台北ドームで単独公演を行った歌手としては、ジェイ・チョウ(周杰倫)に続いて2人目となった。アーメイはライブ中、「台北に帰ってきて歌いたかったけど、簡単ではなかった。こんなに良い会場があって最高に楽しい」と語った。
▽周辺住民からは振動の苦情も
一方で、会場周辺のマンション住民からはライブ中に地震のような揺れを感じたなどの苦情が里長(町内会長)に寄せられた。アップテンポな楽曲の歌唱時に多くの観客が飛び跳ねたことが原因とみられる。里長は市に対策を求めるとしている。過去には同市内の台北アリーナでの公演時に同様の苦情があり、同会場ではその後、飛び跳ね行為が禁止とされた。台北ドームでの開催に当たって台北市は今月、振動の問題は起きないとの見方を示していた。