(台北中央社)元南海(現ソフトバンク)で1992年バルセロナ五輪で台湾代表を率いた李来発氏が16日死去したことが分かった。68歳だった。中華民国野球協会は18日明らかにした。
1956年南部・嘉義生まれ。社会人チーム「合作金庫」などを経て80年に南海入りし、83年まで野手としてプレーした。同年の退団後、指導者に転身し、84年ロサンゼルス五輪を皮切りに複数回、代表チームのコーチに選出。バルセロナ五輪では指揮官としてチームを過去最高の準優勝に導いた。台湾プロ野球、和信ホエールズ(のち中信ホエールズ)や高校野球の強豪校「高苑工商」でも監督を務めた。