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トム・リン監督の新作、釜山国際映画祭でキム・ジソク賞受賞/台湾

2024/10/11 17:38
台湾映画「小雁与呉愛麗」のプレミア上映会に出席するトム・リン監督(左)、主演のキミ・シア=2024年10月8日、台北市(牽猴子提供)
台湾映画「小雁与呉愛麗」のプレミア上映会に出席するトム・リン監督(左)、主演のキミ・シア=2024年10月8日、台北市(牽猴子提供)

(ソウル中央社)台湾のトム・リン(林書宇)監督の新作「小雁与呉愛麗」(Yen and Ai-LEE)が、第29回釜山国際映画祭でキム・ジソク賞を受賞した。リン監督は「長編デビュー作からどの作品も釜山国際映画祭で入選し、世界に知ってもらえた」として、同映画祭や映画祭創設メンバーの故キム・ジソク氏に感謝を示した。

同賞は2017年に逝去したキム・ジソク氏を追悼するために創設された。長編映画を3本以上手がけたアジアの中堅監督を表彰するもので、キム・ジソク部門の出品作の中から2作品が選ばれる。

「小雁与呉愛麗」は母と娘の複雑な関係を描く作品。ヤン・グイメイ(楊貴媚)とキミ・シア(夏于喬)が主演する。来月台北で授賞式が開かれる「第61回ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)では8部門にノミネートされている。台湾では10日に公開された。

(廖禹揚/編集:名切千絵)

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