(台北中央社)台湾の李洋・王斉麟組が金メダルに輝いたパリ五輪のバドミントン男子ダブルス決勝を生中継した中華テレビ(華視)の平均視聴率が9.8%だったことが5日、分かった。視聴率を測定するニールセンの調査によれば、華視の生中継で同試合を観戦した人は台湾全土で284万人に達し、289万人がその後の表彰式を見守った。
同試合の毎分最高視聴率は10.5%に達した。
台湾では平均視聴率が1%を超えると高視聴率とされる。公共放送、公共テレビ(公視)が発表した今年第1四半期の視聴報告によれば、同期間の華視の平均視聴率(午前6時から深夜1時59分まで)は0.25%だった。
李・王組は4日(現地時間)のバドミントン男子ダブルス決勝で中国のペアを相手に2―1で勝ち、2大会連続の金メダルを手にした。五輪の同種目での2連覇達成は史上初。