(高雄中央社)南部・高雄市政府は10日、高雄メトロ(MRT)レッドライン後勁駅前に建設する複合施設の開発プロジェクトの契約に調印した。日本人建築家の隈研吾氏が設計を手がけ、2030年6月の完成を予定している。
複合施設は地下5階、地上16階のA棟と地下5階、地上24階のB棟からなり、後勁駅に直結。この日の調印式に出席した高雄市の林欽栄(りんきんえい)副市長は自身のフェイスブックを更新し、低層階にはA棟に楠梓区役所や地域住民を対象にした活動センター、B棟には商業施設が入り、中高層階はいずれも住宅になると語った。
プロジェクトに携わる企業の関係者は、都市の居住環境を改善して、経済を促進し、地域により多くの産業と就業の機会をもたらすと説明した。