(台北中央社)中央気象署(気象庁)は15日、米グアム島近海で同日午後に発生した熱帯低気圧が、早ければ16日にも台風になる可能性があると発表した。台湾の北側を通って中国方面に移動するとみられ、台湾への直接の影響はないと予想している。
同署の張竣堯予報官は、台風が台湾に最も近づくのは現在のところ19日と見込んでいると説明。この影響で中秋節(中秋の名月)の17日、台湾東部や台北都市圏の東側で月が見える確率は低いと話した。
(張雄風/編集:田中宏樹)