(パリ、台北中央社)パリ五輪第6日の7月31日(現地時間)、ボクシング女子60キロ級の準々決勝が行われ、台湾の呉詩儀がエクアドル選手に判定勝ちし、準決勝進出を決めた。ボクシングは3位決定戦がないため、メダルが確定した。今大会で台湾勢初のメダル確定となる。
▽ボクシング
東京五輪では16強に終わった呉。今大会は初戦で韓国選手に勝利した後、2回戦は相手のナイジェリア選手が薬物違反で失格となったため、不戦勝で準々決勝に進んだ。準決勝は8月3日(同)に行われ、中国の楊文璐と戦う。男子71キロ級の甘家葳は米国選手に判定負けし、16強で大会を終えた。
▽バドミントン
男子ダブルスで東京五輪金メダルの李洋・王斉麟組は予選リーグD組の最終戦で、中国のペアを2―1で下し、4戦全勝でD組1位通過を決めた。男子シングルスの周天成は予選リーグI組最終戦で香港選手にストレート勝ちし、I組1位で決勝トーナメント進出を決めた。女子シングルスの戴資穎は予選リーグE組最終戦でタイ選手と戦い、ストレート負けした。予選リーグの成績は1勝1敗で2位となり、各組1位のみが進める決勝トーナメント進出はかなわなかった。
▽卓球
男子シングルスの林昀儒は3回戦でスロベニア選手に4―0で勝利。準々決勝進出を決めた。女子シングルスの鄭怡静は3回戦でポーランド選手に4―0で快勝し、準々決勝に進出した。男子シングルスの高承睿は3回戦でスウェーデン選手に1―4で敗れた。
▽射撃
女子トラップ個人は本選2日目が行われ、劉宛渝は25位、林怡君は26位だった。上位6位で争う決勝への進出は逃した。