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大阪万博記念デザインの交通ICカード発売 台湾で20日から

2024/12/19 17:46
大阪・関西万博記念デザインの交通ICカードの販売をPRする「iPass」運営会社の廖泰翔董事長(右から2人目)、万博広報・プロモーション局海外コミュニケーション部の吉村佐知子部長(左から2人目)
大阪・関西万博記念デザインの交通ICカードの販売をPRする「iPass」運営会社の廖泰翔董事長(右から2人目)、万博広報・プロモーション局海外コミュニケーション部の吉村佐知子部長(左から2人目)

(台北中央社)台湾の交通ICカード「iPass」(一卡通)の運営会社は19日、来年開催される大阪・関西万博を記念したデザインのカードを20日から販売すると発表した。関連旅行商品の割引や日本での買い物でポイント還元などのサービスが受けられるとしている。

記念カードは公式キャラクターのミャクミャクをデザインしたものを含む4種類。セブン-イレブン(統一超商)やファミリーマート(全家便利商店)などで購入できる。価格は1枚200台湾元(約950円)。

カード購入者は旅行予約サイト「KKday」の一部関連商品などが割引になる。またカードに個人情報を登録し、iPassのモバイルアプリを使って日本の対象商店で買い物をすれば、来年10月31日まで最大30%分のポイント還元が受けられる。

この日開かれた記者会見で万博広報・プロモーション局海外コミュニケーション部の吉村佐知子部長は、より多くの台湾人に万博に来てもらいたいと期待を寄せた。

カード運営会社の廖泰翔董事長(会長)は、リソースの統合により台日間の金融サービスとトラベルエコシステムからさらに多くの潜在力を引き出すと強調。多くの利用者に万博を楽しんでもらいたいと語った。

(余暁涵/編集:齊藤啓介)

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