(高雄中央社)南部・高雄市の中心部に位置するデパート、大立百貨が5年間で10億台湾元(約46億円)を投じたリニューアルを進めている。7日には日本発のディスカウントストア「ドン・キホーテ」の海外向けブランド「DON DON DONKI」の高雄大立店がオープンし、開店前には約千人が行列を作った。同百貨は同店の開店により、1年間で約7億元(約32億円)の売り上げ増を見込んでいる。
この日は陳其邁(ちんきまい)高雄市長や「DON DON DONKI」を運営する台湾パン・パシフィック・リテールマネジメントの町田悟史社長、5日に台湾最大の旗艦店をオープンさせ、1日で300万元(約1400万円)を売り上げた台湾無印良品の吉田明裕総経理(社長)などが記念式典に出席。陳氏は新規出店した企業に対し、高雄への投資に感謝を示した。
大立百貨を運営する大統グループの呉冠威董事長(会長)は、今後も引き続き人気のブランドを出店させて商業エリアの発展をもたらしたいとし、高雄観光とショッピングの新たなランドマークになることに期待を寄せた。