(台北中央社)昨年12月に開催された台湾全土で最もおいしいチャーハンを決める第3回「台湾チャーハン王」コンテストで優勝したチャーハンが、冷凍食品として商品化された。主催した行政院(内閣)農業委員会農糧署は4日、記者会見を開き、スーパーやコンビニで購入できるとPRした。
同署によると、第2回までの優勝者のチャーハンを使った関連商品は累計で140万食を売り上げたという。
今回冷凍食品化されたのは、ベーシック(経典天王)部門で優勝したレストラン「御珍坊」(南部・台南市)の「塔香麻油豚炒飯」で、厳選したごま油で炒めた国産豚肉を合わせた台湾らしい風味が特徴。
またアイデア(創意巨星)部門で優勝したホテル「フォーポイントバイシェラトン林口(林口亜昕福朋喜来登)」(北部・新北市)にある中華料理店「聚味軒」の「青麻辣味鶏炒飯」は、電子レンジで調理可能な弁当として、セブン-イレブン(統一超商)で独占販売されている。
米はいずれも弾力性がある台稉9号をベースにしており、同署は、お米の香りとおいしさを味わえるとアピールした。