中国で禁輸 農業委、アテモヤの輸出力強化へ/台湾

2021/11/20 18:59
台東県産のアテモヤ=農業委員会提供
台東県産のアテモヤ=農業委員会提供

(台東中央社)行政院(内閣)農業委員会は20日、東部・台東県で記者会見を開き、中国が輸入を停止した台湾産バンレイシ(釈迦頭)とチェリモヤを掛け合わせたアテモヤ(パイナップル釈迦)の輸出力を強化する方針を示した。今後5000トン分の輸出を目指す考え。

台東で栽培されるアテモヤは、毎年全体の約9割に当たる1万2000トン~1万5000トンが中国に輸出されていた。禁輸措置により生産者から販売不振を危惧する声が上がっている。

同委国際処の林家栄処長は、貿易業者や流通業者と積極的に調整を行っていると説明。香港、日本、マレーシア、シンガポール、中東、米国、カナダ、インドネシアなどに輸出するとし、すでに約3000トン分の注文が入っていると語った。

また台東区農業改良場が開発した冷凍技術を使えば、販売期間を6カ月以上延長できるとして、日米などへの販売に自信をのぞかせた。

具体的な輸出時期について同委の陳吉仲(ちんきちちゅう)主任委員(閣僚)は、12月1日から来年3月としながらも、必要に応じて同4月まで延ばす可能性を示唆した。

(盧太城/編集:齊藤啓介)

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