「台湾をスタートアップの島に」 蔡総統、イノベーション支援を強調

2021/10/20 11:51
国家ブランド「Startup Island TAIWAN」の式典であいさつする蔡総統
国家ブランド「Startup Island TAIWAN」の式典であいさつする蔡総統

(台北中央社)蔡英文(さいえいぶん)総統は19日、行政院(内閣)に属する国家発展委員会(国発会)などが立ち上げた国家ブランド「Startup Island TAIWAN」の式典に出席し、起業家らに対して「政府は皆さんの最良の後ろ盾になる」と語り、イノベーションや開発を奨励し、台湾をスタートアップの島にすべく努力していくとあいさつした。

同ブランドは、スタートアップを次々に生み出し、優れた人材、技術、資金をさらに呼び込む「スタートアップ・エコシステム」の普及と海外市場の開拓支援を目標に設立された。この日は、国発会が推進するプロジェクト「NEXT BIG」で台湾を代表するスタートアップ企業として選んだ電動スクーターメーカーGogoro(ゴゴロ)など9社の表彰が行われた。

蔡総統は、スイスのビジネススクールIMD(国際経営開発研究所)が発表した2021年版の世界デジタル競争力ランキングで台湾が8位になったことに言及。さまざまな分野において産業戦略の青写真を描き、積極的な投資環境の改善や法改正、市場開放などに取り組んできた成果だと述べた。

また多くの起業家を海外から台湾に呼び戻すことに成功したと語り、国内スタートアップ企業がより多くの海外のリソースと結び付くよう支援するとともに、国内のスタートアップに刺激を与えているとの認識を示した。

蔡総統は政府がスタートアップの後ろ盾になっている一例として、行政院国家発展基金が2017年から今月15日までの間に、企業155社に対して総額22億5000万台湾元(約92億5000万円)の起業支援を行ったと紹介。600億元(約2500億円)を投じた政府の若者に対する企業融資についても、さらに250億元分(約1030億円)の追加融資を行うと語り、支援を強化する考えを示した。

(潘姿羽/編集:齊藤啓介)

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