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文化部所管法人とアニメ会社、読売テレビ子会社と覚書締結 台湾作品の国際化狙う

2024/03/31 18:50
東京で了解覚書を交わした文化内容策進院の盧俊偉院長(左1)、読売テレビエンタープライズの 薮下維也常務取締役(左2)、翔英融創の林士勛董事長(会長、右2)と同社の楊国祥総経理(社長、右1)=文化内容策進院提供
東京で了解覚書を交わした文化内容策進院の盧俊偉院長(左1)、読売テレビエンタープライズの 薮下維也常務取締役(左2)、翔英融創の林士勛董事長(会長、右2)と同社の楊国祥総経理(社長、右1)=文化内容策進院提供

(台北中央社)文化部(文化省)が所管する独立行政法人、文化内容策進院(文策院)とアニメーション制作などの翔英融創は31日までに、日本でアニメーション制作などを手掛ける読売テレビエンタープライズ(大阪府大阪市)と、台湾の漫画やアニメーション作品の国際化などに向けた了解覚書(MOU)を締結した。

文策院は台湾コンテンツ産業の国際化を支援している。同院によれば、翔英融創と読売テレビエンタープライズの間では、台湾で制作された漫画やアニメーション作品に対する資源投入やマーケティング、技術面などでの協力が行われる見込み。文策院を含めた3者が共同で、潜在している作品について評価するとともに、製作委員会を組織してアニメ開発を行うという。

文策院の盧俊偉院長は、同院は仲介組織だと説明し、台日における産業協力のプラットフォームの役割を果たせればとの考えを示した。その上で台日の製作委員会による合弁事業立ち上げを通じて、台湾オリジナルコンテンツの海外市場での存在感をさらに高められるだろうと期待を寄せた。

また、文策院と翔英融創は同日までに映画製作・配給のアスミック・エース(東京都千代田区)とも同様の了解覚書を交わした。

(王宝児/編集:田中宏樹)

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