(台北中央社)漫画とアニメの祭典「台北国際コミック・アニメフェスティバル」(台北国際動漫節)が1日、台北市内で開幕した。12回目を迎える今回は、過去最大規模の約800ブースが出展している。主催する中華動漫出版同業協進会は5日間で延べ47万人の来場を見込んでいる。
午前10時の開場時には、集まったアニメファンらが10カ所以上の入り口にそれぞれ100~200メートルの列をなした。前日夜9時ごろに中部・台中市から駆け付けたという男子大学生は、到着した時点で各入り口に開場を待つ人々の姿がちらほらとあったと語った。
会場では配給会社によって「葬送のフリーレン」や「進撃の巨人」、「推しの子」など日本作品の福袋が売り出され、会場に入ると走って商品を求める来場者も見られた。
台北市産業発展局の陳俊安局長は、2億台湾元(約9憶4千万円)を超える売り上げを見込んでおり、台湾北部の経済活性化につながるとの考えを示した。
台北世界貿易センター1館で5日まで。