(台北中央社)国防部(国防省)は22日、同日午前6時までの24時間に、中国の軍用機延べ41機と軍艦延べ7隻が台湾海峡周辺で活動しているのを確認したと発表した。うち軍用機延べ32機は台湾海峡の暗黙のライン「中間線」やその延長線を越え、台湾の北、南西、東の空域に進入した。
国防部は、国軍が軍用機や軍艦、沿岸部に配備するミサイルシステムで厳密に監視し対処したと説明した。
国軍は台湾海峡空域で21日午前7時54分から午後11時59分までに中国の主力・補助戦闘機と無人機延べ30機を確認した。うち延べ23機が中間線を越えたとしている。
また台湾の南西空域でも同日午前7時59分から22日午前1時33分までに中国の主力・補助戦闘機と無人機延べ7機を確認した。一部は台湾本島最南端のガランピ(鵝鑾鼻)から31カイリ(約57キロ)の距離まで近づいたとしている。