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馬前総統、北京の抗日戦争記念館を訪問「歴史の過ちは二度と犯してはならない」/台湾

2024/04/08 18:28
北京で中国人民抗日戦争記念館と同館に隣接する盧溝橋を訪問した後、報道陣に対し感想を発表する馬英九前総統(左2)=8日、呂佳蓉撮影
北京で中国人民抗日戦争記念館と同館に隣接する盧溝橋を訪問した後、報道陣に対し感想を発表する馬英九前総統(左2)=8日、呂佳蓉撮影

(北京、台北中央社)訪中している馬英九(ばえいきゅう)前総統は8日、北京で中国人民抗日戦争記念館と同館に隣接する盧溝橋を訪問した。馬氏は報道陣に対し、抗戦を記念するのは恨みを後世に引き継がせるためではなく、「教訓をくみ取り、自分の足で立って強くなり、中華を振興させるためだ」と述べ、後世の人々は「歴史の過ちは二度と犯してはならない」と胸に刻まなければならないと訴えた。

馬氏は、中国大陸であれ、台湾であれ、両岸(台湾と中国)の人々はいずれもかつて日本の軍閥に迫害され、多数の犠牲者が出たと言及。また、漢民族の祖先とされる伝説上の帝王、炎帝と黄帝の子孫として、「われわれは平和的に争いを解決することを覚え、人類の幸福を図り、平和を追求する必要がある」と語った。

馬氏の訪中を巡り、中国の習近平国家主席と面会するのではないかとの見方も浮上している。台湾で対中政策を担う大陸委員会の邱太三(きゅうたいさん)主任委員(閣僚)は8日の立法院(国会)内政委員会での答弁で、多くの手がかりが馬氏と習氏の面会の可能性を指し示しているとし、引き続き注目し、各種の情報を集めていくと述べた。

また、いかなる国民であっても大陸で文化・教育交流を行うことに対しては好意的に見るとしつつ、馬氏については統一戦線に引き込まれる可能性があるとの意見が出ていることに触れ、馬氏は大陸に対して、台湾への干渉や選挙介入に対する非難を伝えるべきだとの考えを示した。その上で、馬氏は中華民国(台湾)の主権と尊厳を守る態度を示すべきだと強調した。

馬氏の訪中は2年連続で、1日から11日までの日程で訪問している。習氏とは総統在任中の2015年にシンガポールで会談したことがある。

(呂佳蓉、李雅雯/編集:名切千絵)

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