謝駐日代表「台湾防衛の失敗は民主主義陣営の失敗」 結束呼び掛け

2022/04/22 14:02
東京で開かれたシンポジウムで講演する謝駐日代表=facebook.com/frankcthsiehfansから
東京で開かれたシンポジウムで講演する謝駐日代表=facebook.com/frankcthsiehfansから

(東京中央社)謝長廷(しゃちょうてい)駐日代表(大使に相当)は21日、フェイスブックを更新し、「台湾の防衛に失敗するようなことがあれば、それは民主主義陣営の失敗を意味する」との認識を示し、民主主義陣営の結束が重要だと訴えた。

謝氏はこの日、東京で開かれた日本戦略研究フォーラム主催のシンポジウムで講演。民主主義の国家で最も重要なことは武力によって現状を変えることを許さないルールを作ることだと指摘し、どんなに小さな武力の脅威にも団結して制裁で応じるべきだと主張した。

中国やロシア、北朝鮮に関しては、相互支援の関係にあるとし、これらの国が団結した場合は、いかなる国家も単独で対抗することはできないと警鐘を鳴らし、民主主義陣営の結束強化を呼び掛けた。

多くの人が台湾の安全保障に関心を示していることについては、国際的な学術討論会などの開催を通じて歴史や地位への認識を促し、台湾の正当性を高めるべきだと語った。

「今日のウクライナは明日の台湾」とする論調に対しては、相手が核兵器を保有し、軍事力に差があるとする共通点を挙げながらも、台湾は中国が設定した防衛ライン「第1列島線」に位置し、武力攻撃を受けた場合は、日米も脅威にさらされると強調。ウクライナとは異なるとの見方を示した。

また「台湾は強権に対抗する民主主義の第一線にある」とし、「自発的に挑発はしないが、武力に屈服することはない」と述べた。

(楊明珠/編集:齊藤啓介)

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