(花蓮中央社)東部・花蓮県でせき止め湖から水があふれて発生した洪水被害で、29日午前、新たに男性1人が遺体で発見された。死者は同日午前10時現在で18人になった。
死者は、大きな被害が出た光復郷市街地から約7キロ離れた下流域の川岸で見つかった。県消防局によると、すでに安置所に搬送されており、検死を行って身元を確認するという。
中央災害対策センターによれば、7人が依然として行方不明となっている。負傷者は107人。
洪水は23日午後、台風18号に伴う大雨の影響で発生した。せき止め湖からあふれた大量の水が下流の光復郷を襲い、市街地は深刻な洪水被害に見舞われた。