マレーシア・ペナンで行われたドラゴンボート大会で、台湾原住民(先住民)族のメンバーで結成されたチーム「阿美青年竜舟隊」が出場し、250メートルと400メートルの部門でそれぞれ銅メダルに輝いた。
大会は12カ国・地域から61チームが参加し、23日から2日間開催。今回5年ぶりの出場となった「阿美青年竜舟隊」は台湾のチームとして唯一の出場ともなった。
チームには東部の花蓮や台東出身のアミ族やブヌン族のメンバーが参加。約1カ月前から台北の河川で特訓を重ねてきた。
リーダーを務めた張智晨さんは試合後、予選から決勝戦まで「各国のチームに台湾を見てもらいたかった」と考えていたと振り返った。