北部・新北市の淡水古跡博物館が、台湾手話による手話ガイドサービスを開始した。サント・ドミンゴ城(淡水紅毛城)など10カ所で、希望者が10人以上に達すれば無料で利用できる。
13日には台北市のろう学校、啓聡学校中学部に通う生徒が実際にサービスを利用し、サント・ドミンゴ城の歴史や建築美について理解を深める。
同博物館の蔡美治館長は、今後は人工知能(AI)技術を導入し、スペイン語やタイ語、ベトナム語、マレー語など新たな音声ガイドシステムを開発すると意欲を示した。
(高華謙/編集:齊藤啓介)