(台北中央社)野球のプレミア12は17日、台北市内で1次ラウンドB組の2試合が行われ、台湾は台北ドームでのオーストラリア戦に11-3で快勝し、B組2位でのスーパーラウンド進出を決めた。
この日、打撃が好調だった台湾は15安打を放った。中でも5安打を決めた林立(楽天モンキーズ)は3ラン本塁打をたたき出す活躍を見せた。投げては元西武ライオンズの郭俊麟(統一ライオンズ)が先発。同じく元西武の張奕(富邦ガーディアンズ)や元千葉ロッテマリーンズの陳冠宇(楽天モンキーズ)など6人で投手リレーをつないだ。
もう1試合は天母野球場で行われた日本対キューバ戦。日本が7-6で勝利し、B組1位でのスーパーラウンド進出を決めた。
21日に東京ドームで始まるスーパーラウンドには、台湾と日本の他にA組1位のベネズエラと同2位の米国が出場し、総当たり戦を戦う。
スーパーラウンド進出が決まり、政界からも喜びの声が上がった。野球ファンとして知られる頼清徳(らいせいとく)総統は17日、フェイスブックを更新し「台湾のヒーローに感謝する」と投稿。「勢いに乗って東京で最高の結果を手にしてほしい」とつづった。