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台湾あれこれ/在米台湾人医師ら、ベリーズで診療 首相が直接感謝伝える=国交締結国の一つ

2024/10/23 18:48
診療会場に集まるベリーズ市民ら=陳秀芬さん提供
診療会場に集まるベリーズ市民ら=陳秀芬さん提供

北米台湾人医師協会(NATMA)は12日から20日にかけ、米国の医師33人による医師団を組んで中米ベリーズを訪れ、ボランティアで診療を行った。ベリーズは中華民国(台湾)と国交を結ぶ12カ国のうちの一つ。ジョン・ブリセーニョ首相が診療現場を訪れ、医師ら一人一人に握手して感謝を伝えた。

活動は3都市に分かれて行い、5日間で延べ1798人を診療。延べ56人には外科手術を実施した。

中央社の取材に応じた医師団の団長、許宗邦さんによれば、33人のうち10人余りが台湾人や台湾にルーツがある医師。残る約20人はボランティアの理念に共感し、普段から同協会の人道支援活動に協力してくれている、さまざまな出自の医師だという。

許さんは、活動がベリーズの人々の助けになり、貧しい人々に医療を届けられればとした上で、台湾とベリーズの外交や友情強化にもつながるよう望んでいると語った。

(林宏翰/編集:田中宏樹)

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