台湾南部の高雄市に、約50年間続いた日本統治時代の芸術作品にスポットを当てた美術館、「ミュージアム50」(台湾50美術館)がある。この美術館が他と違うのは、当時活躍した台湾の芸術家自身ではなく、彼らに影響を与えた日本人芸術家の作品に注目している点だ。
(杉野浩司)