台湾南部・高雄市の愛河一帯で21日、「2015高雄ランタンフェスティバル」(高雄灯会芸術節)が開幕し、干支のヒツジをモチーフにしたものなど30体以上のランタンが新年の高雄を明るく染めている。
展示されているランタンの中からいくつかを紹介する。
吉祥九九@中央公園
99頭の大小のヒツジが草原に集う様子を表現した。幸福が長く続くことを象徴している。
特大のヒツジのぬいぐるみ風モニュメントも登場。見物客が写真を撮ったり実際に触ったりできるよう高さを調整し、高雄の人情味を感じてもらえるよう設計された。
陳菊市長を型どったバルーン型ランタンがユニーク。幾頭ものヒツジに取り囲まれるように市長が配置されている。
台湾の重要な農産物であった高雄旗山地区のバナナをデザインして作られた作品。
ライトで光を、鉄線で水が流れる様子をイメージしている。
伝統的な丸い提灯もヒツジの顔を付け足して可愛く。
サンリオの人気キャラクターと、高雄のランドマークに立つ想像上の動物、オオガメをあしらったきらびやかな作品。
タピオカミルクティーの有名店「翰林茶館」が出品。
(名切千絵)