(嘉義中央社)南部・嘉義などを走る阿里山林業鉄路(阿里山鉄道)を運営する農業部(農業省)林業・自然保育署阿里山林業鉄路・文化資産管理処は16日、静岡県の大井川鉄道との姉妹提携締結から40周年となるのを記念し、大井川鉄道井川線の車両デザインをモチーフにした特別ラッピング列車を23日から運行すると発表した。
同管理処によると、阿里山鉄道は1986年1月25日、海外の鉄道事業者とは初めてとなる姉妹鉄道提携を大井川鉄道と締結。車両整備や運営管理、山間部での走行安全、観光サービス、文化資産の保存・普及などで協力を続けてきた。
特別ラッピングは阿里山号の客車4両に施した。現時点では4月まで阿里山本線の嘉義―阿里山間で運行する予定。阿里山の森林や雲、霧の中で大井川鉄道沿線の風景や鉄道の雰囲気を感じられるようにするという。
また阿里山駅や奮起湖駅の窓口で数量限定のポストカードを配布する予定。記念スタンプも設置する。
同管理処の王昭堡処長は、阿里山鉄道が他国の列車をモチーフにしたラッピングを施すのは初めてだと説明。40年にわたる関係を記念するだけでなく、交流を目に見える形、乗れる形にする具体的な取り組みだとし、今後も人材交流や整備、運営などに関する情報の共有や文化資産保存での協力、観光や地方ブランドの共同PRなどを通じ、より多くの人や地域をつなげたいと語った。
