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台湾の宿泊施設、使い捨て歯ブラシなど自発的な無償提供取りやめ 来年元日から プラ削減狙う

2024/12/23 15:45

(台北中央社)台湾全土の宿泊施設を対象に使い捨てアメニティーの提供を制限する措置が、来月1日に施行される。プラスチックの使用削減が目的で、歯ブラシやくし、小さな容器に入ったシャンプーなどの無償提供が制限される。

環境部(環境省)によれば、使い捨て用として設計され、包装か本体がプラスチック製のくし、歯ブラシ、歯磨き粉、ひげそり、ひげそりフォーム、シャワーキャップ、180ミリリットル以下の容器に入れられたシャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、乳液が制限の対象となる。

客室内への設置の他、客の意思を確認せずにチェックイン時に提供することや、客が自由に取れるよう棚に置いたりすることが全てできなくなる。民宿なども対象で、温浴施設やプールなど客室外の施設については制限の対象外。

同部は1年間で4億6千万個以上の個包装・小容量アメニティーを削減できると見込んでいる。

交通部観光署(観光庁)は日本人旅行者向けに、アメニティーは日本から持参するか、日本に持ち帰って愛用できる台湾製品に現地で出会ってほしいと呼びかけている。

(張雄風/編集:田中宏樹)

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