(台北中央社)27日の台湾は、今季初の大陸からの寒気団が南下した影響で北部を中心に冷え込みが強まり、北部・苗栗県公館で最低気温12.7度を観測した。交通部中央気象署(気象庁)は、30日早朝までは気温が北部の平地で11~13度、所によっては10度未満まで下がる可能性があるとして注意を呼びかけている。
同署の黄恩鴻予報官は、最も冷え込むのは29日と30日の早朝になると強調。寒気団に加え放射冷却の影響で寒くなるものの、日中は晴れ間が広がり、寒暖差が大きくなると語った。
また12月3日からは北東からの季節風が強まり、北部・桃園以北や東台湾では所によって一時雨となる予報。その他の地域では曇りまたは晴れの見込みだとした。