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阿里山鉄道、15年ぶりに全線で復旧 一番列車が出発/台湾

2024/07/06 17:36
出発する一番列車に手を振って送り出す阿里山林業鉄路のマスコットキャラクター「鉄鹿站長(駅長)」ら。中国語では「鉄鹿」の発音が「鉄路(鉄道)」と同じ=2024年7月6日、嘉義駅
出発する一番列車に手を振って送り出す阿里山林業鉄路のマスコットキャラクター「鉄鹿站長(駅長)」ら。中国語では「鉄鹿」の発音が「鉄路(鉄道)」と同じ=2024年7月6日、嘉義駅

(嘉義中央社)2009年と15年の台風で相次いで被災し、一部区間で不通となっていた南部・嘉義の阿里山林業鉄路が6日、全線復旧を果たした。午前10時には復旧区間を走る一番列車が嘉義駅から85人の乗客を乗せて出発した。

同鉄道を運営する農業部(農業省)林業・自然保育署阿里山林業鉄路・文化資産管理処の黄妙修処長は、一番列車の乗車券は発売後10分で完売し、続く約10日間の予約も1時間以内に売り切れたと話した。またサービス向上のため、機関車9両と客車48両の新造を進めており、25年以降順次営業に投入していくとした。

同処によれば、嘉義発阿里山行きの列車は途中の奮起湖で約1時間停車し、午後3時前に終点の阿里山に到着する。子供と一緒に一番列車に乗るため嘉義駅を訪れた中部・台中市の陳さんは、天気が良く、列車の旅が楽しみだと語った。

(蔡智明/編集:齊藤啓介)

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影片來源:中央社中部地方組
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