(台北中央社)収賄や政治献金横領などの罪で起訴され、拘置所に勾留されている前台北市長で野党・民衆党前主席(党首)の柯文哲(かぶんてつ)被告が10日、勾留の執行停止許可を得て、北部・新竹市内で行われた父親の告別式に出席した。司法警察職員による戒護の下、手錠や足錠は付けられなかった。
中央社の電話取材に応じた台北拘置所の陳啓森副所長によれば、柯被告は午前7時10分に拘置所を出発。同8時53分ごろに告別式会場に到着し、告別式終了後の同10時16分に会場を出た。柯被告の戒護には司法警察職員8人が配備されたという。
(編集:名切千絵)