(高雄中央社)4日未明、南部・高雄市燕巣区でオートバイが全長約3メートルのヘビをひき、オートバイを運転していた20歳の女性が転倒して軽傷を負う事故があった。市政府農業局によれば、ヘビの重さは50キロほどあり、男性4人がかりでケージの中に運んだという。
市警察局によれば、4日午前1時ごろ、女性が運転するオートバイが大型のヘビをひいて転倒したとの通報があった。女性は軽いかすり傷を負い、自分で医療機関を受診した。女性からアルコールは検出されなかったという。
市農業局によると、このヘビはアミメニシキヘビ。力が強いため、捕獲には忍耐とコツが必要だったという。先に頭を覆い隠してから抵抗力を弱め、安定的に制御してからケージに入れた。ヘビは同日正午ごろ、野生動物の救護センターがある屏東科技大学(南部・屏東県)に収容された。
同市内でのヘビ捕獲に関する通報は今年に入って2月末までに111件あったという。