(東京中央社)神奈川県横浜市の華僑らは7日、同市内のホテルで10日の中華民国国慶日(国家の日)を祝う式典を開いた。華僑団体、横浜華僑総会の許耀庚会長は、日本や国際社会と緊密な関係や交流を保ち、手を携えて平和で安定、繁栄、発展した世界をつくりたいとあいさつした。
式典には台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の周学佑(しゅうがくゆう)副代表や同処横浜分処(領事館に相当)の張淑玲(ちょうしゅくれい)処長(総領事に相当)、上田勇参院議員、在日華僑ら300人以上が出席した。
許会長は、頼清徳(らいせいとく)総統が今年5月にした就任演説の内容に触れ、自由と民主主義、平和、法の支配の価値観を堅持し、たゆまず努力し、国家の尊厳と繁栄を守り、互恵と共存共栄に向けて歩まなければならないと語った。
周副代表は、台日関係が発展するにつれ、台湾は日本でより重視されるようになったとし、われわれ全員の光栄であり誇りだと語った。