(台南中央社)南部・台南市と秋田県秋田市は5日、交流協力に関する合意書を締結した。黄偉哲(こういてつ)台南市長は、台日双方の友好関係がさらに深まることを望むと語った。
台南市と秋田市は、2017年に台南応用科技大と秋田公立美術大が国際交流協定を結んで以降、積極的に交流を続けてきた。台南市では5日から世界各地の民俗芸術を紹介するイベント「南瀛国際民俗芸術フェスティバル」が開かれ、7日までは秋田の竿灯が披露される。
黄市長は、訪台した竿灯のパフォーマンスグループによる文化交流の他、台南市の高校の生徒が秋田を訪問する計画に触れ、文化やスポーツ交流を通じて若い世代に理解の深化と交流の機会があることを願うと語った。
秋田市の穂積志市長は、母親が台南第二高等女学校(現台南女子高)の卒業生で、同窓会の会長を務めていたことに言及。台南に対して特別な思いがあるとし、合意書の締結を喜んだ。