(台北中央社)台北市の迎賓施設「台北賓館」で14日早朝、コクチョウのひな2匹が誕生した。同施設を管理する外交部(外務省)によると、コクチョウの誕生は2014年2月以来約10年ぶり。愛らしい姿が人々の注目を集めている。
外交部秘書処の洪振栄処長によれば、コクチョウは06年、オーストラリアから1組のつがいを購入した。繁殖にも成功し、現在は4世代目まで誕生。計15羽を飼育している。
一部からはひなに名前をつけるか関心が寄せられているが、洪氏は現在のところ予定はないと語った。
台北賓館は日本統治時代に台湾総督官邸として建設され、1998年に国定古跡に登録された。現在は原則毎月1度、一般に公開されている。